ダブルカーテン
さて、「カーテン」と言いましても、様々な種類があるのをご存知ですか？ 一般的にカーテンと言うと、大きな布の上部をタックしてドレープ状になった物をイメージすると思います。 レース生地で作られたカーテンを内側（窓側）に、厚手の生地で作られたカーテンを外側（部屋側）に二重に取り付けるのがダブルカーテンと呼ばれる種類で、 最もオーソドックスなカーテンの種類です。いちばん需要が高いため、ダブルカーテンは既製品の種類も豊富です。 それでも遮光性の強いカーテンが欲しい、ペットを飼っているので消臭性に優れたもの、ひっかき傷に強いものが欲しい、という個々の色々な要望を叶えようとするのならば、 やはりオーダーカーテンですね。
ロールスクリーン
窓の上部に取り付けるロールスクリーン。サイドのチェーンを引くことでクルクルと巻き上げられていきます。 ドレープ状のカーテンは開けた時にサイド部分に生地がたっぷりと集まってしまいますが、ロールスクリーンは窓の上部にコンパクトに巻き上げられますので、 見た目にもスッキリとしており、部屋をスタイリッシュな印象に仕上げます。 ロールスクリーンは窓部分だけでなく、部屋の間仕切りや、見せたくない収納スペースの目隠しなどにも利用され、その汎用度からとても人気があります。 ロールスクリーンも設置する場所に合わせてサイズをオーダーして作成できます。
シェード
シェードは窓の上部に生地を水平に折りたたみながら開けていくもので、タイプとしてはロールスクリーンと似ています。 ただ、ロールスクリーンで使われる生地は通常のドレープカーテンよりも硬めのものですが、シェードは布を幾重にも折りたたまなければならないので、 硬い生地では向いていません。ドレープカーテンで使用する生地の方がシェードには向いています。 幅が狭く、細長いサイズの窓にはシェードを使うとお洒落な印象を与えてくれます。
ブラインド
布ではなく、プラスチック製の薄く細長いスラット（羽根）と呼ばれる物を何枚も重ね合わせたものがブラインドです。 最近は、スラットに使われる素材もプラスチックだけではなく、木製やアルミ製など種類が増えてきました。 近年人気を集めているのが木製のスラットを使ったウッドブラインドです。濃い色目のウッドブラインドを取り付けると、お部屋がぐっとアジアンテイストに変わります。 逆に白っぽく明るい色目のウッドブラインドを選択すると、ナチュラルテイストになり、北欧調やカフェ風スタイルの部屋に仕上がります。 また、ブラインドといえば、横（水平）型のものが一般的ですが、縦型の商品も出ており、縦型であれば硬めの布地を使うこともでき、 ドレープカーテンと似た風合いで、よりスタイリッシュな雰囲気を演出することが出来ます。